3泊4日の入院旅

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健康

4月に狭心症で初めてカテーテル手術を受け、先々月6ヶ月後の検査入院で判明した2か所の狭窄箇所が見つかり治療の為4日間の入院旅。

到着したその日から1泊3食付き、上げ膳据え膳でなんと手元にある呼び出しブザーを押して一言話せばすぐに看護師さんが駆けつけて来る。

就寝時間には「消灯します」と部屋の電気を消してくれ、朝のいつもの時間になると「おはようございます」といって点灯してくれる。
深夜も定時間に見回りに来てくれるので安心して就寝することができる。

不便なのは、行動範囲が制限されるのであちこちと出歩くことが出来ない。
「買い物に行きたい」とお願いしても「感染症にかかるといけないからなるべく病棟外には行かないでください」とやさしく言われる。
出された食事以外、間食は一切ダメ。

1 日目(入院日)

バス→電車→バスを乗り継いで病院まで妻も来て到着。

入退院受付で予約日に渡された書類に記入したのを提出し、保証金として30000円支払う。

知り合いの方が以前「支払わずに逃げた人が居たから、保証金を取るのだ」と言っていたが本当は定かでない。

受付の方から「心電図を撮ってからお部屋に行ってください」と言われたので立寄り、その後妻と指定された病棟に向かう。

ナースステーションで入院前外来で渡された書類に記入したものだけを提出したら、今日の夕方までの担当だという看護師さんが出て来て「ではこちらへどうぞ」と部屋に連れて行ってくれた。

そこは前回入院した部屋の隣、初めて入院した時と同じだが通路を挟んだ反対側だった。

南向きの窓側だから、この日は天気が良かったので日差しがよく入りカーテンを開けていると汗ばむ位暑かった。

4人部屋で、すでに3人の方が入室していて皆さんカーテンを閉じていたのでどのような方が入っているのか見当がつかない。挨拶をすることもなく指定されたところに入る。

妻が着替え等を所定の場所にしまってくれたら部屋には長居できないので談話室で待ってもらう、
レンタルのパジャマが用意されてあったので着替え談話室行こうと部屋を出たら、担当の先生と出会ったのでまず挨拶して明日の手術時間を確認したら「1時間から2時間」と言われたので、入院すると緊張のせいか小便行く間隔が短いので’おしめ’をした方が良いと考えたので「おしめをします」と話したら「手術中に行きたくなる方もいますが、尿瓶でよければ用意します」。でもなんとなく尿瓶はいやだったので’おしめ’をつけることにして談話室に居る妻に頼み、1階のコンビニで購入してもらい用意。

その後妻には明日の手術立会して貰うのを頼み別れる。

今年だけて既に2回入院しているので病室内は全て分かっていたから、ベッドの横にあるテーブルの上に置くものやテレビにヘッドフォンを差し込み、コンセントにはIpadも充電できる大き目の充電器をセット、手動ベッドの操作も分かっているので頭側を持ち上げて腰の痛みを和らげるような高さにし調整てのんびり。

看護師さんが来て「左手首からカテーテルを挿入予定、右手は点滴をするので氏名バンドは足にしましょう」と言って、右足首にバンドをされる。
「今日の予定は検温と血圧測定だけなので明日の為ゆっくりしてください」と言われたので、’聴く読書’と電子書籍kindle本を読んだりして夕飯を楽しみに待つだけ。

食後はテレビを見たりして9時の消灯には寝た。自宅でも10時まえには寝るからすぐに値付ける。

2日目(手術日)

6時起床なので部屋は既に点灯されているであろうが、看護師さんが隣の方に「○○さん検温と血圧測定に来ました」の声で目覚めたら20分も経過していた。いつもはラジオ体操行くので5時52分の目覚ましで起きるのだが、ぐっすり寝てたようだ。

看護師さんが私の所に来て検温と血圧測定そして酸素濃度を測ってくれたが全ていつもとあまり変わらない数値だった。
8時の朝食まで何もすることがないからIpadで新聞を読む。

隣の人が9時からカテーテル手術の1番目、看護師さんがきて手術に行くための準備をしていた。カテーテルを入れるのは足の付け根からのようなので2人の看護師さんが忙しそうに動いていた。

足の付け根からだと術後が大変。挿入した足は8時間ほどまっすぐにしたままだからトイレにも行けないので管を入れられる。手術室の行き帰りともストレッチャーで行く。

私は左手首だからよかったー。でも術後は4時間動かすことが出来ないから片手しか使えない。

私は3番目の13時予定だから朝食は半分の量で昼食は抜き。

9時すこし前に隣の方に「緊急手術が入ったので遅れます」と看護師さんが来て伝えたのが聞こえたので、私も「遅れるんだ」と判断。

同室のもう一人の方は私の後の4番目15時、私同様昼食抜き。でも朝食は普通のようだ。
彼も足から挿入みたい。

結局1時間30分遅れの10時30分に隣の方は手術室に向かった。
戻ったのは12時30分過ぎだから手術時間は2時間かな。

僕の手術準備に看護師が来たのは2時15分過ぎ。
まず点滴をするための準備で右手に針を刺し、点滴までクダと針をネットでまとめてある。
「おしめもしましょうか」と言われたが、なるべく遅くして貰いたかったので行く間際にお願いした。
45分過ぎに「そろそろ呼ばれます」と看護師が再度来てまずおしめをしてくれて、病院で用意している着物タイプのパジャマを前後反対に着せられ、点滴をして呼び出しまで待つ。
結局呼ばれたのは45分後「もよおしたらおしめにするか!」と内心思ったが、初めてだからおしめにできるか心配する。

車いすで手術室に連れていかれたが、2番目の女性の方がまだ出てこず少し待つ。

順番が来て細い手術台に寝たら、担当の看護師さんから「俎板の鯉ですよ」と声を掛けられ言われるままにするしかない。
「開始は3時53分」と言って始まる。

カテーテルを入れる左手首に麻酔の注射され、今までよりも太いと聞いていたカテーテルを「ちょっと痛いです」と担当医に言われて挿入される。
やはり今までよりも痛かった。

部分麻酔なので医師と担当スタッフの会話など全て聞こえるが専門用語なのでほとんど理解できない。
でも「10秒経過」「20秒経過」というような言葉だけは分かります。それが多分3回か4回繰り返されました。時間は何秒だったかもしっかりとは覚えて
あの秒を言っていたのは風船を膨らました時間だったのだろうか。

カテーテルが入っている間は狭い手術台にじっと動かないでいるしかない。
考えるのは「足首の筋がつまったらどうしよう」、「そろそろトイレにいきたくなりそうだ」等が頭の中をかけめぐるだけで、あとは何も考えられず、天井を見たり胸の上を行ったり来たりしている機器類を見たりしているしかなかった。

先生から「今日はこれで終わりです」と言われカテーテルを抜かれ、手首の止血をしてもらい終わる。
今回は短かったと思ったらやはり1時間ほどで終えた。
「もう1か所は年明けにしましょう」「風船で血管を広げる治療を行ったのでかなり疲れたでしょうからベットに戻ってください」「治療の説明は奥様に話します」と言われ、今日の担当看護師が迎えに来た車いすで病室に戻った。
なんとか「ほっ!」、でももう1か所も直してほしかったが仕方がないのかな。

おしめを外してもらい、トイレから戻ったら止血してある所から出血してパジャマを汚してしまった。その後いったん流れた血が固がまったが、妻が先生からの説明を聞き終わって病室に来た時に妻から「血が流れてる」と、先ほどよりも出血が多く出ていたので看護師さんを呼び、看護師さんが先生を呼び別の止血バンドでカテーテルを入れた箇所より上を圧迫してから出血している個所に新しいバンドで止血をしてもらい一応は止まる。
止血箇所が少しずれてたので出血したのですね。
1回目は右手首から挿入したが肘の所で入っていかずその肘上から検査、2回目の治療と3回目の検査は同じ左手首、今回の4回目も同じ左手首だが初めての出血経験だった。

いつもなら空気を抜いて圧迫を少しずつ緩めていくのは確か1時間おきで終わるのは4時間の筈だが、今回は出血があったので23時までに2時間延長された。完全に空気抜かず翌朝抜くと言われる。止血箇所の他、出血した時につけた止血バンドも朝まで外されなかった。
気になり2時間に1度は目覚めてしまった。

夕飯は手術2時間後でなく3時間後の8時。片手しか使えないのでおにぎり、でもおかずもあるからスプーンも使う必要だった。

3日目(休養日)

起床時間の6時には目覚める。
30分すぎくらいに看護師さんが検温と血圧測定に来て、止血バンドの空気を全て抜き添え木、点滴も外してくれたが止血バンドを外すのは看護師ではなく医師。

朝食は前日の夕飯と同じおにぎりだった。右手の点滴無くなり食べるのが楽。

9時近くに担当の先生が病室に来て止血バンドを外し、傷口を確認して、消毒後大き目の絆創膏を貼ってくれた。これでやっと両手が楽になる。

妻から眼科医院に向かうマイクロバスの中から「富士山きれいに見えるよ!」とLINEメール受けるが、窓からカメラ向けて撮影確認するが映っていなかった。

この日は体を回復するための休養日。固い椅子の方が座りやすいので休憩室で新聞雑誌を読み、疲れたらベッドに戻り、横になり目をつぶって’聴く読書’で時間をつぶす。

3時には妻が面会に来て、内緒で1口サイズのチョコレートを2個もらい食べる。あまいのは食べてなかったので本当においしかった。

手術後先生の説明を聞いた妻が「山に行っても良いか?」と聞いたら「ニトロ持参で、携帯が届く場所ならば行っても良い」と許可をもらったと聞く。
そんな場所は?
雪山は?

病室に戻ったら、通路挟んだ2人の方のベットが無くなっていた。

1人の方は前日4番目にカテーテルを終え、今日3時に退院するのは聞こえていたから退院。私も前回の検査入院は2泊3日だから、彼の場合も2泊3日、検査入院だったのだろう。

もう一人の窓側に居た方はどのような病気が分かからないが、一人では立ち上がれない歩けない方だった。
看護師さんが来た時に聞いたら「別の病室に移りました」と話してくれた。

昼食夕食は普通のご飯に戻ったが糖尿病食には変わりなし。間食がないので(?)自宅に帰れば2㎏は間違いなく痩せてるだろう?

4日目(退院日)

全て終わったので安心したのか、就寝から起床時間までにトイレ4~5回行ってたのが1回だけで、朝の検温で看護師に起こされるまでぐっすり寝た。

隣の方と洗面所で出会い、ちょっと話をしたが、彼は不整脈でカテーテルの手術をしたと言っていた。
また昨日退院した方とは以前同じ県営住宅に住んでいて顔なじみ、この病室で偶然ばったり会ったとも話していた。
「へー、そんなこともあるんだ」とびっくり。
そして私と同じ10時退院。

でも大丈夫です。昨日からいなくなった場所には新しくベットが持ち込まれで2人の入室を待っているだけになっていた。
我々も出たら新規の患者がはいるのだろう。

8時の昼食終え、退院の準備をしたが30分とかからなかった。
9時30分過ぎに妻が来てくれたが、薬剤師さんが薬を持ってきたのが10時だったので結局病室を退出したのが10時を回ってしまった。

ナースステーションに行き「年明けにまた来ます」と言って病棟を離れ、入退院窓口で会計を済ませて病院を出た。
帰宅途中の駅でバスの待ち時間がかなりあったのでモスでコーヒー、海老カツバーガーとポテトを食べて帰宅。

まとめ

前回の検査入院で分かった狭窄している2か所の治療をしてもらえると思っていたのに1か所だけになったのは残念。
2か所広げてもらえれば安心して山に登れると思っていはずだったのに、1か所残っているのでは高い山に登れず、もし行くなら携帯で連絡できる地域でニトロを持参して行かねばならないとは。

年明けの早い日にきょうさくしている箇所を治してもらい、行きたい雪山に登りたい。スノーシューハイクもいきたいな。

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